VCで新しいデータ ブレイクポイントが選択できない時に確認すること

 

はじめに

たまにしか使わないけど、便利なデータ ブレイクポイント。
特定の変数やメンバがどこで変更されるかわからない時に使いたい機能ですね。

けれど、久しぶりに使おうと思うと、
「新しいデータ ブレイクポイント」がグレーアウトされていて選択できない時があるので、
備忘録として記事にしておきます。

この記事は、VS2010を元に書いていますが、他のバージョンもほとんど同じです。

状態の確認

「新しいデータ ブレイクポイント」が有効になる条件は2つあるので、
以下の状態であるかを確認する。

1.デバッガーがネイティブのみで動作している
2.デバッグを中断している

上記の二つの条件をクリアしていないと、有効になりません。
もう少し、詳細を書いていきます。

1.デバッガーがネイティブのみで動作しているか?の確認

デバッグ開始でデバッグする時

確認方法は、プロジェクトのプロパティを開き、
構成プロパティ – デバッグより、
デバッグの種類を確認します。

運がよければ「自動」でもいけますが、「ネイティブのみ」に設定します。
ちなみに「混合」と「マネージのみ」は出なかったです。

※プロジェクトへの変更となるので、設定変更してそのままチェックインとかはだめですよ。

アタッチしてデバッグする時

プロセスにアタッチのダイアログを開いた時に、
アタッチ先をネイティブだけ選択してください。

※私はマネージにもチェックをいれているので、この操作を忘れてしまう。

2.デバッグを中断しているか?

「新しいデータ ブレイクポイント」は実行中に作成することができないので、
ブレークを発生させたり、デバッグ – すべて中断で、
デバッグを中断させないといけない。
もちろん、デバッグ中でない場合も作成することはできない。

感想

余談ですが、C++のみのプロジェクトだと起きないと思うんですが、
側がC#だったりすると両方チェック入れちゃったりするんですよね。

では、アドレス調べて調査再開してください!!

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